まず最初に行った遺跡「PUNA　PAU」です。
PUKAOというモアイの頭の上に載っているものを切り出しているところです。PUKAOは「帽子」という説と「まげ」という説があります。ヨーロッパ人が初めて見た現地人は、頭の上で髪を束ねていたそうです。

山の斜面を駆け上がると、尾根に沿って未完成のPUKAOがたくさん転がっています。赤っぽい色をした火山岩で作られています。

人物と対比してみるとこんな感じの大きさです。
約10トンもあるこのPUKAOを数キロ先のAHUまで転がしていき、そこでモアイの頭の上に載せたらしいのですが、どの様にして載せたのかは分かっていないようです。

このPUKAOは半分埋まってしまっていますが、この島でよく見られる鳥人信仰の名残を示す岩絵が描かれています。写真をクリックして拡大してみてください。

真ん中に見える洞窟の入り口のような場所で、PUKAOを切り出していたのでしょうか。